猫俳句大賞

「今週の猫俳句」では、猫に関する名句を毎週ピックアップ。
俳句にまつわる情報や、俳句からイメージしたストーリーをご紹介いたします。
猫俳句の魅力を感じてください!

今週の猫俳句

猫の眼の
ひらいてとぢて
遠花火

横山白虹

解 説


本日8月8日は「世界猫の日」。
人と猫とが友情を深め合い、猫の安全と幸せについて考える日だそうです。

そんな記念日ですから、昭和の時代に詠まれた掲句も敢えて現代に置きかえて想像してみます。
猫はもちろん安全な室内にいて、部屋の窓辺から花火の遠くあがる空を飼い主と一緒に眺めているのではないでしょうか。

音もない硝子越しの遠花火の輝きと、ゆっくりと目をひらいてとじる猫の瞳のきらめきが重なり合って、
飼い主にとって、この猫がいっそう愛おしく見えたかもしれません。

季語は「遠花火」で初秋(歳時記によっては夏に分類)。

今週の猫写真

写真提供:神奈川県 さちよさん

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